アボカドは、こってり風味があって栄養価も高く美容にも良い、わさびをつけて醤油をたらせばトロの味?
って表現されるほど、人気があって好きな人が多い食べ物ですよね、森のバターとも言われています。
でも…このアボカドの変色…どうにかならない?すぐに黒くなっちゃうんだよね~~(-_-;)ってお嘆きの人はいませんか?
せっかく美味しく食べようと思っても、すぐに見た目が悪くなってしまうのはいただけないです。
アボカドを二つに切って、半分使い、半分残しておいたら、切り口があっという間に黒くなって…って嫌ですよね。
他にもディップやソースにした時にも変色してしまう~ってことよくあります。
しかし、このアボカドの変色って実は防ぐことができるんです、しかも超簡単に。
ということで、アボカド変色防止方法をご紹介します~ぜひやってみてください。
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アボカドの切った断面が変色する理由
アボカドを切ってそのまま置いておくと褐色に変色してきます。
これは、りんごやバナナも同じで、果肉に含まれているポリフェノールと酸化酵素が空気に触れることによって反応し、酸化するのです。
そのためメラニン生成が起こり、変色します。
この変色して見た目茶色く黒ずんでしまうだけで、それ以外はなにも変わりません。もちろん食べられるし、害にもなりません。
空気に触れて変色するのだったら、空気に触れないようにしたら変色しないのでは?
…それ合ってます、切った直後にラップをぴったりあてておくのです。
それか、酸化防止ならそれを防ぐレモンをつけておけば?
これも多少、効果があります…ちょっと酸っぱみがつくのはご愛嬌で。
レモン汁+ラップだともう少しましになりそうですね。
でも…もっと効果的な方法がありますよ~。
アボカドの変色を防ぐ最強の方法
アボカドの変色を防止するには玉ねぎを使います。その他に必要なのは密閉容器。
まず、密閉できる容器の中にスライスした玉ねぎを入れておきます。
それから、アボカドを水の中で切ります。切った直後に空気に触れさせないためです。タネは保存する方につけたままにします。
このとき、断面が水から出ないよう注意してください。
そして用意しておいた容器に軽く水気をきったアボカドを玉ねぎスライスの上に乗せて容器の蓋をして冷蔵庫へ入れます。
1~3日程度は大丈夫です、これで次に使うとき見た目がキレイなアボカドで料理できますよ。
※水の中でアボカドをカットしない場合も若干変色防止効果は落ちるものの、まずまずな経過です。
玉ねぎの匂い移りはほとんど気になりません。むしろ直接断面に付けるレモン汁より、よっぽど味の変化はないといっていいでしょう。
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変色しないアボガドオニオンディップ
アボカドディップは変色しやすいですよね。
でも、玉ねぎで変色防止ができるのですから、やることは一つ。
そうです、オニオンディップにすれば良いのです。
とってもシンプルなアボカドオニオンディップをご紹介します。
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/3130723
<材料>
・アボカド(完熟) 1個
・玉ねぎ 1/6個
・レモン汁 小さじ1
・塩こしょう 少々
<作り方レシピ>
玉ねぎをみじん切り、アボカドをマッシュして、みじん切りにした玉ねぎをとレモン汁、塩こしょうを混ぜて出来上がり。
※アボカドは完熟のものが混ぜやすいです。玉ねぎは新玉ねぎは使わないでください(水分が多く、変色予防効果が弱い)
玉ねぎの変色予防効果はすごい!
アボカドに限らず、できれば食べ物の酸化による変色なんてないに越したことはないですよね。
今回のこんな簡単な方法だったら、時間もそんなにかからないし、十分やる価値はあります。
実は、玉ねぎやニンニクのなどのネギ類の搾汁液には変色を予防する作用があるとのこと。
もともと食べられるものを使って変色を防ぐというのは非常に安全ともいえるわけです。
玉ねぎ搾汁液をりんご片に10分浸すと数日間変色しなかったそうですよ。
⇒ネギ類搾汁液による褐変抑制
ということは、アボカドの断面に玉ねぎの擦りおろしたものを擦っておくと…玉ねぎと一緒に切ったアボカドを入れておくだけで変色を防止できたのだから…その結果は、容易に想像できますよね。保存しておいたアボカドをそのあと、ディップにするなら、試してみてもいいかもしれません。
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