旬の時期に、わらびがたくさん手に入ると、あく抜きして…保存しておいて、いつでもわらびが食べられるようにしておきたいって思いませんか?
わらびは、「若返りのビタミン」と言われ栄養価も高いです。
その呼び名の通り、老化防止はもちろん、生活習慣病予防にも有効な働きをしてくれるんですね。
わらびは、一度にたくさんというより、こまめにチョコチョコ食べるのが良いです。
そのための保存方法をご紹介します。
冷凍保存を始めとして、塩漬け、乾燥…などなどいろいろあります、ぜひやってみてください。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
わらびの保存方法いろいろ
わらびの長期保存~乾燥保存~天日干し
<保存方法>
1:あく抜きしたわらびを重ならないようにザルに広げて、外の日当たり風通し共に良い場所に置き、干します。雨降りの日は室内へ移動し、濡れないように注意してください。
2:ほとんど干からびたようにカリカリになるまで乾燥させます。
まだわらびの太い所が残っているのは、水分が抜けていないためなので辛抱強く待ってください。
水分が残っていると、カビが生えやすくなるので注意。
大抵3日程度で乾燥することが多いですが、湿度が高い時期だと1週間くらいかかることもあります。
ゼンマイは、やや乾燥してきたら手でよく揉んだ方が良いのですが、わらびは揉まなくても問題ないようです。
3:完全に乾燥したら、乾燥剤とともに、ジップロックなどに入れて冷暗所で保存、保存期間はほぼ1年です。
<戻し方>
1日程度水につけておくとやわらく戻ります。
数日~約3ヶ月~わらびの冷蔵・冷凍保存
<保存方法>
冷蔵保存:ジッパーの付いている袋にあく抜きしたわらびを入れて、水or5%程度の塩水を袋に満たします。中の空気を抜いて口を密し、冷蔵庫で保存。1周間程度保存可能です。
塩水ではなくタダの水でタッパや普通の容器でも冷蔵保存できますが、その場合は毎日水を替えてください。
冷凍保存:ジッパー付きの袋にあく抜きしたわらびを入れ、さらに水を入れて袋を満たし空気を抜いてシッカリ袋の口を閉じ冷凍庫へ。水を切って小分けにして保存するよりも、
やや長持ちで冷凍焼けも防げます。袋をアルミホイルで筒んで冷凍庫に入れると、冷凍するまでの時間が短縮できます。
約3ヶ月程度は保存可能ですよ、調理するときは自然解凍してください。
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長期保存~わらびの塩漬け
参考ページ:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1460004345/
<材料>
・わらび 3キロ
・塩(1回目) 1キロ~
・塩(2回目) 1キロ~
<保存方法>
1:穂の部分を手で取り除いたわらびを何本かの束にし、輪ゴムor紐で軽くしばって小分けにしておきます。
2:わらびが入るくらいの大きさの漬物容器に塩を敷いてわらびを並べ、一段終わったら塩を振り、さらに上に一段…という具合に縦横、隙間なく交互にこれを繰り返します。とにかく塩はたっぷりと。分量以上に多くてもかまいません。
3:最後は塩をたっぷりかけてわらびの重さの2倍程度の重石を乗せて冷暗所で保管します。
4:翌日には水が出てきますが、そのままでOK~2ヶ月くらいしてから水を捨て、2回めの塩で再び漬けます。大分容量は少なくなっているので、容器を小さくして、重石を軽くしても良いです。塩の量は変更なく、たっぷり使います、そのことでさらに1年以上~(3年程度OK)長期保存が可能になります。
<塩抜きの方法>
1:塩蔵わらび500gを取り出し、花部分が付いていたら手もみをして取り除きます。
2:わらびとたっぷりの水を鍋に入れて火にかけ、沸騰する直前で火を止め冷まします。
3:2の湯が冷めたら水を替え、塩分を抜きます~塩分の強さにもよりますが、半日から一晩、何度か水を交換して塩抜きします。
4:塩が抜けてくるとわらびがふっくらしてきますので、これも目安にしてください。
わらびの保存方法は、いろいろあります。手に入ったわらびの量や、手間などを考えて行いましょう。
一番手軽なのは、冷蔵、冷凍保存で、調理したいときにすぐに使えますが日持ちはやや短め。
乾燥保存は、一度乾燥することによって、栄養価が更に高まるなど良い面もありますが、時間がかかります。
塩漬けは、わらびを大量に保存するときに向いていますし、長期の保存ができますが、場所の確保も必要ですし、ちょっと大事な感じですよね。
そして、乾燥保存、塩づけ保存、共に戻すのにも時間がかかります。
手に入ったわらびの量や、手間などを考えて、保存方法も臨機応変に、使いこなしてくださいね。常備してあるわらびを使ったお料理で健康的な生活を♪
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