うどの旬は、3月~5月にかけてですが、晩秋から冬の時期に栽培される「寒うど」があり、これとは区別されています。
この春の時期に採れるうどは「春うど」と呼ばれます。香りがよく柔らかくて、独特の苦味があって美味しいですよね。
いろんなレシピで旬の時期には、このうどをたっぷり食べたいものです。
最近では、栽培技術が進んだため、市場に出回るのは農家で採ったものがほとんどですが、天然の山うどは、より栄養価が高いんですよ。
山うどは、春しかとれないので、見かけたら是非手に入れておいしく調理してください。
うどを使ったレシピの中から、定番の酢味噌和えや意外と合うっていうものまで、簡単に作れる人気レシピをいくつかご紹介します、ぜひ作ってみてくださいね。
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うどの簡単レシピ~人気の酢味噌和え・天ぷらなどなど
【超シンプルうどの酢味噌和え】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/1730636
<材料>(3人分)
・うど 1本
■味噌(合わせ味噌) 大さじ2
■砂糖 大さじ1
■みりん 大さじ1
・酢 大さじ1
<作り方レシピ>
1:短冊切りにしたうどの茎を水にさらす。
2:酢(分量外)を少々いれたお湯を沸騰させ、うどをサッと茹でて、水にとり冷ます。
3:酢味噌を作る~■を鍋に入れて、弱火で練って、照りが出たら火を留めて冷まし、酢を合わせて酢味噌の完成。
4:うどに3の酢味噌を和えて出来上がり。
※うどの葉は天ぷらに、皮はきんぴらにしても♪
※うどを茹でる時には、風味を楽しみたいのであれば、酢を入れないお湯でもOKです。
【からしが利いてるうどの酢味噌和え】
参考ページ:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1010000639/
<材料>(2~4人分)
・うど(皮・芽を取り除いたもの) 1本
・酢水 適量
●チューブからし 2センチ
●砂糖 小さじ1
●酢 大さじ1
●味噌 大さじ1
<作り方レシピ>
1:短冊切りにしたうどは酢水にさらす。
2:●を混ぜてタレを作り、水気を切ったうどを器に盛って2をかけて出来上がり。
※食べる直前に酢味噌をかけてどうぞ♪
【ごま風味うどの胡麻和えコクが美味しい】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/766426
<材料>
・うど(中) 3本
・酢 少々
■だし汁 大さじ2
■しょうゆ 大さじ2
■みりん・砂糖・酒 各大さじ1
・白すり胡麻 大さじ1
<作り方レシピ>
1:■を深めの耐熱容器に全て入れ、レンジで加熱し白すり胡麻を加えて混ぜ合わせておく。
2:皮を剥いたうどは、斜めにスライス、葉も使用する。熱湯に酢を少々いれてから、うどを茹でる。
3:ゆでたうどに1の胡麻だれを少しずつ加えて混ぜ、少し時間をおいて味をなじませてから器に盛って出来上がり。
※うどは歯ごたえを残した方がいいので、サッと茹でてください。
※胡麻だれで和えるときには、少しずつ味見をしながら量を調節してください。
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【とってもシンプル~うどのサクサク天ぷら】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/2623392
<材料>
・うど 適量
・薄力粉 80~100g程度
・砂糖 ひとつまみ
・水 適量
・サラダ油 適量
・胡麻油 一回し垂らす分
<作り方レシピ>
1:うどの太い部分の皮を薄く剥いておく。細い部分のトゲトゲしたところは、そのまま。(若いものは葉も食べます)
2:食べやすい大きさにうどをカットし、薄力粉をまぶしておく。
3:天ぷら衣~薄力粉に砂糖を入れて軽く混ぜ、そこに水を入れてトロトロ程度の柔らかにする~混ぜすぎ注意!
4:サラダ油をフライパンに1~2センチ入れ、ゴマ油を一回り垂らして香りをつける。
5:うどに3の天ぷら衣を付け、4のフライパンに投入、弱火~中火でじっくり揚げる。
6:表面がカリッとなったら、固そうな部分の火の通りを確認し、フライパンからあげる。
7:油を切ったうどを器にもって出来上がり。めんつゆ、塩でいただく。
※衣に砂糖を入れることでカリっとします。
※葉っぱはすぐに火が通るので、太く固いものから揚げるようにしてください。
【万能調味料?山うどみそ】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/784955
<材料>
・山うどの葉・細い茎 100g
・味噌 100g
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ4
・ゴマ油 大さじ2
<作り方レシピ>
1:山うどの葉と茎を洗って水気を切り、葉は千切り、茎は小口切りに刻む。
2:味噌とみりんと砂糖を混ぜ合わせておく。
3:ゴマ油を熱した鍋に1を入れ、弱めの中火でしんなりするまで炒める。
4:鍋に2の味噌を入れて混ぜ、そのまま炒める。
5:うどから水分がでてくるので、弱火でかき混ぜながら煮詰めていく。
6:水気がとんで、しっかり煮詰まったら完成。
※アクが苦手であれば、一度ゆで水にさらして絞ってから炒めてください。
※炒める際には、焦げやすいので注意~弱火でじっくりと。
<山うどみその使い方>
・うど味噌+卵で炒り玉子に
・厚揚げを厚さ1センチくらいに切って、その上に(山うど味噌+みりんを少々)を混ぜたものを乗せてトースターで焼き目をつける。
【意外と合う~豚バラ肉とうどの味噌炒め】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/1198554
<材料>(2~3人分)
・うど 1~2本
・豚バラ肉 200g
・ニンニク 1片
・酒 大さじ2
■味噌 大さじ2
■みりん 大さじ2
<作り方レシピ>
1:厚めに皮をむいたうどを酢水に5分程度浸けたあと、5センチの長さに切ってから短冊切りにする。
2:ニンニクはみじん切り、豚バラ肉は食べやすい大きさに切っておく。
3:ニンニクと油をフライパンに入れて火にかけ、香ってきたら豚ばら肉を入れて炒め、次にうども加えて炒める。
4:しんなりしてきたら酒をふって、■を合わせたものを入れ、軽く炒めて出来上がり。
※うどの量によって味噌の量が変わってきますので、様子を見ながら加えていってください。お好みで胡椒をふっても美味しいです。
※豚バラ肉は鶏もも肉に代えてもいいです。
食用とするうどは、土から顔を出したばかりの新芽の部分、またはある程度育ったものでも、茎や若芽の部分であり、野菜というより山菜の分類になります。
因みに「ウドの大木」という言い回しがありますが、実はこの「ウド」は大木にはなりません^^;しかも木ではありません。大きくなってもせいぜい3メートル程度なので、あしからず。。。
天然ものの山うどは、地域によって採れる時期が若干違うものの、収穫時期自体ががたいへん短く、限られた期間のみの貴重なものです。
栽培ものとは香りが全く違い、癖のあるほろ苦さの中にも深い味わいがあるのです。
山うどを目にすることがあったら、ぜひ手に入れて、この時期限定の味わいを楽しみましょう^^
またその苦味やクセがうどの特徴で美味しさの一部なのですが、苦手な人がいるこことも確かです。
でもこの苦味成分の正体は、抗酸化作用であるポリフェノールや新陳代謝を促進する成分が含まれているんですよ。
うどといったら「酢味噌和え」とか「天ぷら」が定番ですが、この味付けや調理法は、うどの苦味を柔らかくしてくれます。
だから苦手な人も美味しく食べられますよ。
春は、紫外線なども強くなってきます。うどをはじめとする山菜や春野菜をたっぷり食べて備え、そして春を感じましょう!
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