なすは、インドが原産のナス科の一年草です。日本には、奈良時代に入ってきたと言われ、「なすび」と呼ばれていたそう。
でも…、今でもなすびって言いますよね^^;
なすの品種は非常に多く、旬の時期は夏です。
見ての通り茄子は、黒々とした見事な茄子紺。紫紺色は、ナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種なんですね。強い抗酸化力があり、生活習慣病にも良い働きをしてくれるとか。
そんななすを、旬の時期に美味しく食べられる人気レシピをご紹介します。
どれも簡単に料理できるものばかりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
簡単なすの人気レシピ~トマト編
【なすとトマトのさっぱりサラダ】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/1819272
<材料>(2~3人分)
・ナス 2~3本
・トマト 1個
・大葉 適量
・ゴマ 少々
●酢 大さじ3
●醤油 大さじ2
●砂糖 大さじ2
・ゴマ油 大さじ1
・酒 大さじ1
<作り方レシピ>
1:なすとトマトを食べやすい大きさに切り、ボールに●を全部合わせる。
2:フライパンにゴマ油を入れて熱し、なすを炒め、全体に油がまわったら、酒をふり蓋をして弱火で蒸し焼きにする。
3:2の茄子に火が通ったら、1のボールに入れ、さらにトマトも加えて、よく混ぜ冷蔵庫で冷やしておく。
4:食べる前に、ゴマと大葉を散らして出来上がり。
※食欲のない時にも最適なので、夏の暑い時期にも♪
【ニンニクが利いてる~なすとトマトのマリネサラダ】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/2267666
<材料>(4人分)
・なす 3~4本
・トマト(大) 1個
・ミジン切りニンニク 2片
●オリーブ油・酢 各大さじ1.5~
●塩 小さじ1/2~
●胡椒 適量
<作り方レシピ>
1:多めのオリーブ油(分量外)で、ニンニクが軽く色が変わるまで弱火で炒める。
2:1のフライパンに、乱切りしたナスを入れ、軽く塩をふり、しんなりするまで炒める。
3:トマトは2センチの角切りにし、ボールになすとトマトと●を入れて合わせ、冷蔵庫でよく冷やして出来上がり。
※ニンニクは焦がさないように注意、なすを炒める時にはオリーブ油を足しながら行ってください。
※トマトを切った時の汁も捨てないでください、タレになります。
※よく冷やすと、より美味しいですよ、あればクレイジーソルトがおすすめです。
人気の簡単なすレシピ~味噌編
【なすと豚肉の味噌炒め】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/2050001
<材料>(2人分)
・豚こま切れ肉or豚バラ肉 150g
・なす 1本
・すりゴマ 大さじ1
・大葉(千切り) 1枚
■味噌 大さじ1
■砂糖 大さじ1/2
■酒 大さじ1
■みりん 大さじ1
・ゴマ油 大さじ1
・小麦粉 大さじ1
<作り方レシピ>
1:豚肉に小麦粉をまぶしておき、茄子は縦半分に切ってから、1センチ幅程度に切り、水に浸してアク抜きをする。
2:■を合わせておく。なすの水気を切って(キッチンペーパーで拭き取る)おく。
3:フライパンを温め、ゴマ油で豚肉を炒め、色が変わってきたら、フライパンの片方に寄せながら、空けた場所になすを入れて炒める。
4:3にすりゴマの半分と合わせた■を入れて炒める。
5:4を器に盛って、残りのすりゴマをふり、大葉を散らせて出来上がり。
※肉からあまり脂が出ない場合は、なすを炒める時に少し油を足してください。
※豚肉となすびを一緒に炒めづらければ、肉をいったんフライパンから取り出して、なすだけを炒めたあと戻してもOKです。
【こってりが美味しい~なすびと豚肉・ピーマン味噌炒め】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/276146
<材料>(2人分)
・なす 3本
・ピーマン 2個
・豚肉(バラ・豚こまなど) 150g
●味噌 大さじ2
●砂糖 大さじ2
●酒 大さじ1
●しょうゆ 小さじ1
・サラダ油 適量
・ゴマ油 少々
<作り方レシピ>
1:●の調味料を全て混ぜ合わせておく。
2:熱したフライパンに油を入れて、一口大に切った豚肉をさっと炒め、乱切りにしたなすを入れて、さらに炒める(油が足りなければ適宜足す)
3:2にピーマンを加えて、なすがしんなりしてきたら1の●を入れてさっくり混ぜる。
4:仕上げにゴマ油を回しいれて出来上がり。
※こってりな味なので、ご飯がすすみます。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
人気の簡単茄子レシピ~チーズ編
【屋台の味風~なすのチーズ焼き】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/1069565
<材料>
・なす 2本
・とろけるチーズ 適宜
●ケチャップ 大さじ4
●蜂蜜 大さじ1
●砂糖 大さじ1
●みりん 小さじ1
●酒 小さじ1
●醤油 小さじ1/2
・マヨネーズ 適宜
・パセリ 適宜
<作り方レシピ>
1:茄子を1センチ斜め切りにし、気になる人はアク抜き。
2:フライパンにクッキングシートを敷いて、なすを並べて蓋をし、弱めの中火で茄子に少し焦げ目がつくくらいに蒸し焼きする。
3:2を焼いている間に、●の材料を全部混ぜて、ソースをつくっておく。
4:2のなすびを裏返して3のソースを塗り、チーズを乗せて再度蓋をして焼く。
5:焼き上がったら、シートごと皿に盛り、マヨネーズをかけていただく(お好みでパセリをふって)
※焦がさないように火加減に注意してください。
※油を使わないので(チーズとマヨネーズだけ)なので割りとヘルシー?
※ソースを薄めにして、辛子明太子をのせて焼いても美味しいです。
【相性抜群~なすびとひき肉の味噌チーズ焼き】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/812675
<材料>(2~3人分)
・なす 2本
・玉ねぎ 中1/2個
・万能ネギ お好みで
・合挽き肉 100~150g
●味噌 大さじ2と1/2
●砂糖 大さじ2と1/2
●酒 大さじ2
●みりん 大さじ1
●しょうゆ 小さじ1
■とろけるチーズ 好きなだけ
■粉チーズ 好きなだけ
<作り方レシピ>
1:玉ねぎは粗みじん切り、万能ネギは小口切り、茄子は小さめのイチョウ切りまたは1センチ各のサイコロ状にして水にさらし、●をよく合わせておく
2:フライパンでひき肉を炒め、色が変わったら、玉ねぎと万能ねぎを加えて炒め、玉ねぎがしんなりとしたら、水気を切ったなすを入れて炒める。
3:2のなすびがしんなりしたら、合わせた●を入れて炒め、全体に味を馴染ませる。
4:耐熱皿に3を入れて、とろけるチーズをのせてトースターで焦げ目がつくまで焼き、おこのみで粉チーズをかけていただく。
※味噌とチーズは両方発酵食品なので相性抜群です、ご飯のおかずにもなります。
人気の簡単ナスレシピ~ピーマン編
【簡単中華風~なす・ピーマン・鶏胸肉炒め】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/2210351
<材料>(3~4人分)
・鶏ムネ肉(またはササミ可) 1枚(200~250g)
・なす 3本
・ピーマン 3個
・酒、醤油(肉ひたし用) 適量
・片栗粉(肉まぶし用) 適量
●オイスターソース、醤油 各大さじ1
●みりん 大さじ2
・ゴマ油(仕上げ用) 大さじ1
<作り方レシピ>
1:なす、ピーマンは一口大の乱切りにしておく。
2:鶏肉は一口大の削ぎ切りにして、ボールに入れて酒、醤油(4:1の比率)に浸しておく。
3:片栗粉を鶏肉にまぶし、多めの油を熱したフライパンにかけ中火でこんがり焼き、取り出す。
4:多めの油でなすをフライパンで炒め、軽く火が通ったら、ピーマンを加え、軽く塩味をつけて更に炒める(ピーマンは炒め過ぎない)
5:鶏肉を4のフライパンに戻し、●を入れてひと煮立ちさせたら、仕上げのゴマ油を入れ、お好みで胡椒やゴマを振って出来上がり。
※野菜は肉に比べてタレが絡みにくいため、先に軽く塩味をつけます。
※鶏胸肉は、繊維を断ち切るようにすると柔らかくなります。
※豆板醤、ラー油、一味唐辛子を使っても美味しいです。
※丼orトロミ増しをするなら、水か酒を大さじ2程度追加してください。
※お好みで、野菜を追加すればボリュームがアップします。
【豚茄子ピーマン味噌炒め】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/794575
<材料>(4人分)
・豚バラ薄切り 200g
・なすび 1袋
・ピーマン 1袋
・ニンニク ひとかけ
・生姜 ひとかけ
・長ネギ 10センチ
・サラダ油 大さじ2
●味噌 大さじ2
●砂糖 大さじ1
●しょうゆ 大さじ1
●みりん 大さじ1
●酒 大さじ1
<作り方レシピ>
1:大きめの乱切りにしてなすを水にさらしておき、ピーマンも乱切り、豚バラは4センチに切って、ニンニクと生姜は薄切り、長ネギは粗みじん切りにしておく。
2:フライパンにサラダ油、ニンニク、長ネギを入れて火にかけ、油がチリチリしはじめたら、豚バラ肉も入れて炒める。
3:豚バラ肉がほぐれてきたら、なすも加えて炒め、茄子に油がまわったら●を合わせたもの+水100mlを加え、蓋をして強火で煮立てる。
4:3の煮汁が煮詰まってきたら、ピーマンを入れて、煮汁が完全に詰まるまで炒め煮して出来上がり(お好みで山椒をふっても○)
※なすをとろっと仕上げたいので、ピーマンを時間差でいれてください。ピーマンは歯ごたえが残ります。
※炒めものなので、煮物のような汁は残さず、完全に煮汁を煮詰めてください(油の中でジュウジュウいってる状態)
※お好みで、豆板醤、じゃがいもを使ったり、酒は紹興酒に変更…などなどアレンジしても美味しいです。
茄子料理といえば、思いつくのは麻婆茄子や焼きナス…が代表格ですよね。
でも、なすの料理はそれだけではもちろんありません。
なすは、合わせる材料によって、こってりにもあっさりにもなる使い勝手の良い野菜です。
実は、なすは、これといって多く含んでいるビタミンやミネラルなどの栄養素はないんですね。
しかし、強い抗酸化力が魅力、そして何より美味しいです。
「秋なすは嫁に食わすな」という諺は、なすの様な美味しいものを嫁なんかに…という、いじわるな意味ではなく、体を冷やす作用があるなすびを嫁の体を思ってこそ、という理由からです。
たくさん食べたくなるほどの美味しいなすですが、食べすぎにはちょっとだけ注意しましょう。
ス ポ ン サ ー リ ン ク