手足口病は、子供がかかる病気と考えられていますが、時に大人が罹患することもあるんですね。感染経路は、主に子供からが多く、大人が発症した場合には、一般的にですが子供よりも重症化することが多いと言われています。
特に非常に高い熱が出ることがあるので、注意が必要です。
そこで、大人が手足口病にかかった時の症状や何科を受診すべきなのかを始め、症状のピークや職場へ出勤できない期間などに関してもお伝えします、ぜひ参考にしてください。
発熱時の水分補給や熱中症対策にも便利♪
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大人の手足口病の原因と症状は?
以下に手足口病の原因と症状をざっくりと記載しますね。
原因
手足口病患者のほぼ90%は、5歳以下の子供です。
しかしながら、大人がかかることも少ないといえ、実際にあるんですね。
どういう原因で大人が罹患してしまうのか?
大人が手足口病を発症してしまうのは、体力や免疫力が下がっている時です。
手足口病は、ウイルス性疾患。
感染経路としては、自身の子供の鼻水や唾液などを触ってしまっての接触感染、咳やくしゃみによる飛沫感染でうつってしまいます。
また、大人の感染で多い状況としては、子供のオムツを交換したあとの手洗いが不十分なこともあげられます。
ウイルスが手に付いたまま食品を取り扱ってしまう場合です。
夏の時期に発症することが多く、初期症状は風邪と似ていることから、夏風邪と間違えられやすいんですね。
手足口病のウイルスは、高温多湿に強く、夏場に流行しやすいという特徴があります。夏の始まりから患者数が増え、7月後半くらいにピークとなることが多いです。
症状
手足口病に罹ると、大人の場合だと3割程度の人がかなりの高熱が出ます。
子供だと、通常38度以下が多いのですが、大人では40度近くになることも。
その他にも、指先に痒みを伴う発疹が出て、しばらくしてから爪がはがれてしまうこともあり、足の裏や、口の中にも発疹や水疱ができて、場所によっては痛みが出る場合もあるんですね。
子供と同じように、寒気、咽頭痛、頭痛や筋肉痛などの症状を起こしたりもします。
大人の症状も人によって症状の差が結構あるんですね。
軽い人もいれば、痛みや浮腫がかなり酷い人もいて千差万別です。
大人の手足口病の治療は?受診の際は何科が良いの?
手足口病になってしまっても、この病気は根本治療はありませんので、自然に回復するのを待つしかありません。
治療としても、痒み、痛み…などに対しての対症療法です。
子供が手足口病になって、親も思い当たる症状が出ているのなら、親自身も感染して発症してしまったと考えて間違いなさそう。
ただ、症状が辛いのであれば、受診をして対処して貰うのも良いでしょう。
仕事に行ける状態か、または出勤してはいけないのかの判断をしたい場合にも受診の意味があります。
この場合、内科でも皮膚科でもOKです。
通常、1週間~10日前後で症状が軽快し、治癒へ向かいます。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
仕事へ行っても大丈夫なの?出勤しても良いのはいつから?
手足口病は、症状がおさまっても感染力はあります。
とはいっても、感染力自体は、それほど強くはありません。
飛沫感染、接触感染のリスクは10日から2週間程度で減っていきます。
本来、大人には感染しにくいのです。
たとえ、子供が手足口病にかかっていてもです。
体が弱っているときに、まんまとウイルスにやられてしまった、という経緯なんですね。
ということは、会社でも人にうつしてしまうこともゼロではありません。
また周囲の人達の心理面を考えると、微妙です。
無理してまで仕事に行って、処理しなければならない業務というものがないのでしたら、お休みしても良いかもしれませんね。
ただ、他者への感染はそれほど配慮する必要はないという医師も少なくはないです。
受診の際に、確認してみてくださいね。
仕事に行くにしてもマスクを装着するなどし、周囲の人への配慮を忘れないようにしましょう。
大人が手足口病に感染するのは、ほとんどが免疫力が低下している場合です。
その状況で、子供の糞口感染が主となるんですね。
手足口病のウイルスは1種類ではなく、複数種類あるので1年のうちで2回かかる場合もあります。
子供が病気でないにしても、普段から健康に留意し、日常的に手洗いは徹底する習慣づけが大切です。
大人が発病して高熱が出て、喉の痛みもあると食事や水分が十分に摂れなくなる可能性があります。
この場合には、脱水症状になりすいので、くれぐれも注意しましょう。
唾を飲み込むのも辛いという時には、やはり受診して輸液してもらうことも必要かもしれません。
その時の状況次第で、適切な対応をしてください。
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