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プランターでの朝顔の育て方~グリーンカーテンを作ろう!

朝顔 植物・ガーデニング

朝顔

日本的イメージがある朝顔ですが、日本への到来は、遣唐使が種子を薬として持ち帰ったことが初めといわれています。

世界的にみても、朝顔ほど形態が多種多様に変化した植物はないほどとのこと。早くから遺伝学研究の対象となりました。
今ある朝顔の種類で大きく分けると日本朝顔と西洋朝顔があります。

遺伝学ではありませんが、現代においても夏休みの自由研究では朝顔の成長を日々記録する観察日記をつけるお子さんもいるでしょう。育て方も比較的簡単な朝顔は、人気があるんですよね。

何かしら研究材料となることが多いですし、その他にも最近では、朝顔でグリーンカーテンを作る人も増えています。

いろいろお役立ちの朝顔をぜひ今年は、育ててみませんか。まずは手軽なプランターでの朝顔の育て方をご紹介します。
初心者でも難しくないので、ぜひ挑戦してみてください。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

 

 

プランターでの朝顔の育て方~発芽まで

<朝顔の品種(種類)の選び方>

園芸店やホームセンターで購入できる一般的な種類の朝顔であれば、ご自分の好みのものを選んでかまいません。どれも育て方は変わらず、難しくはないですよ。
品種(種類)によって色や形が若干変わるので種袋の写真を見て選んでください^^

市販の朝顔の種はそのまま種まきしても芽が出ますが、自家採種したタネは、そのまま播いても発芽しづらいです。

その場合は、ペットボトルに種を入れてシャカシャカ振ってから(種に傷がつくので発芽しやすくなる)一晩水につけておいたものを使います。

 

プランター

<プランター・用土の準備>

特別なプランターは必要ありません。大体どんなタイプのものでも朝顔だったら上手に育ってくれるでしょう。

一般的なレリーフプランターでOKです。

水はけを良くするために、プランターの底には薄めに小石やゴロ石を敷いておきましょう。
その上にプランターの8割~9割程度の土をふんわりと入れていきます。

使用する土もあまり拘らなくても良いのですが、面倒でしたら園芸店で「草花用の培養土」を選びましょう。朝顔は特に酸性土が苦手なので、そこだけ注意してください。

 

<種まきの時期>

朝顔の発芽に必要な気温はやや高めで22度~26度程度です。
そのため種まきの時期は、その年の天候、気象条件にもよりますが、5月中旬頃以降が適しています。
タイミングが悪いと、霜などによってダメージを受けるので、あせらず適切な時期を見計らいましょう。

 

<種まき>

プランターにセットした土に種を播いていきます。
15cm~20cm程の間隔をあけて種を蒔きます。
60cmプランターだと、3本か4本位が適当です。

適切な深さは人差し指の第一関節を挿したくらいの位置(およそ1cm程度)に種の丸い方を上に入れます。種を入れたら、隠れるくらいに土を被せて、お水をたっぷりあげてください。

土が乾燥しないように、発芽までは軒下などに置きます。
数日~1週間程度で芽が出てきます。

 

<水やり>

土の表面が乾いたら水をタップリあげましょう。とは言え、水のやり過ぎも根腐れを起こしてしまうので、注意が必要です。

蕾が膨らんできら毎日水やりを行います。葉先が萎れてくるようなら水が足りません、十分にあげてください。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

 

プランターでの朝顔の育て方~発芽から

発芽後は、そのまま育っていくのを見ているだけではいけません。
朝顔の生育をサポートする必要があります。

 

<日当たり>

発芽した後は、日当たりが良い場所で管理しましょう。
グリーンカーテンにもなる植物です、どんどん日に当ててかまいません。
その分、水切れしやすくなるので水やりはタップリと。

 

<間引き>

種が発芽して、たくさん芽が出たら、少し大きくなるのを待って間引きします。
本葉が開き始めの頃に、一番生育の良いものを残して、残りは根元からハサミで切ってしまいます。(株間15~20cmまたはプランター4~5株くらい)

 

<支柱・ネットを張る>

朝顔のツルの伸ばし方には、いくつかあります。
あんどん仕立ては鉢植えなどに向いているので、プランターの場合には、メッシュ支柱やネットを使用した方が良いでしょう。

つるが伸びる前に支柱やネットを張ります。ネットだとグリーンカーテンとしてもいいですよね。
ネットをピンと張ると、つるが絡みやすくなります。ぜひ、この夏はグリーンカーテンを作ってみてください。

マンションのベランダなどでも可能です。
ネットを固定する場所がなければ、窓枠の上に突っ張り棒を設置して、固定しても良いでしょう。

網目が10cm程度の大きな園芸用ネットをツルが伸び始める前に、決めた場所に合わせてプランターの外側にネットを張ります。

 

<摘芯>

花を多くし、新たな枝やツルを増やすためには摘芯が必要です。
これをしないでいると、ツルが上に伸びていくだけでスカスカ状態に!

まず葉が8枚から10枚程度になった時点で、ツルの先端を切ります。
そうすることで、脇から新しい芽が出てくるんですね。
枯れてもいないつるを切ることは、ちょっと可哀想ではありますが、育ちを良くするためなので、涙をのんで行いましょう。

この処置を5月~8月の期間に何度か行うことで、株が大きくなって花もたくさん咲させてくれます。

 

<つるの誘引>

朝顔のつるは、そのままにしておいても思った方向に伸びていくわけではありません。ツルが50cm程度に伸びてきたら、ネットにツルを這わせるように誘引します。

園芸用のテープを使うのが一般的です。つるとネットをテープで結んで固定します。こうすれば、ツル同士の絡みを防ぐことにもなります。あまりキツく縛らないように注意してくださいね。

グリーンカーテンの予定の位置まで親ツルが届けば、ツルの先端を2~3cm切ります。

もし、グリーンカーテンにせず、プランターでベランダで育てるのでしたら、支柱をつかわなくても、柵に近づけておけば、自然に絡みつくので手間がかからず一石二鳥です。

水やり

 

<水やり・肥料>

水やりは、花が咲いてからは土が乾かないように、特にタップリと行ってください。
夏は乾燥しやすいので、朝晩2回は必須です。

朝顔は成長が著しいので、肥料を与えます。一週間に一度、水やりの変わりという感じで液体肥料をあげましょう。

肥料切れになると、葉が黄ばんできますので気をつけてください、病気の原因にもなります。
朝顔はリンを好むので、リンを多く含むものが適しています。
窒素が多すぎると、葉は茂りますが花が咲きづらいです。

 

<種収穫>

朝顔の花が開花してから1ヶ月半くらいで、果実が茶色くなると採取時期となります。
成長しきった種を青いままの状態で収穫して、自然乾燥させると黒くなってきます。その種を翌シーズンのために保存しておきましょう。

 

<後片付け>

涼しくなってきて、秋の気配が感じられる頃になったら後片付けの時期です。ネットからツルを外し、可燃ごみで処理しましょう。

ネットやプランタ、支柱などは日陰に保管しておきます。

 

朝顔グリーンカーテン

出典 http://a-chikun-krmt.blog.so-net.ne.jp/index/37

 

朝顔は育て方は簡単といっても、発芽が一番の難関なんですね。
なので、特に自家採種の種を使うときほど、種まき前の処理をきちんとするよう注意してください。

朝顔は、病害虫にも強く、管理もこれといって難しいことはありません。殆ど手がかからない植物といってもいい朝顔。
その上、可愛らしい花を咲かせてくれるなんて最高ですよね。

秋になって種を採取しておけば、また来年同じように朝顔が楽しめますよ。

グリーンカーテンに人気のものにゴーヤがありますが、実は朝顔はゴーヤよりも育てやすいのです。
あ、ゴーヤもそれほど難しいわけではありませんが^^;

あとは、食べるのを楽しみにするか、綺麗な花で目を楽しませるか…どちらにするかはご自由に。
または、ミックスで栽培して、両方楽しむっていうのもアリです。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

 

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