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苔玉の作り方と育て方~意外に簡単にできる!

苔玉 植物・ガーデニング
出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/mossfarm/k-1.html
苔玉

出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/mossfarm/k-1.html

ころんとした形の苔玉は、飾って眺めているだけでも癒やされますよね。
こんな苔玉、出来上がっているものを手に入れても良いのですが、自分で作成したものだったら、愛着はひとしおです。

でも、苔玉なんて作り方わからんし…と思っている人が大半ではないですか?

実は、そんなに難しくなく、意外と簡単に作れてしまいます。

そこで、苔玉の作り方をはじめ、育て方などをご紹介しますので参考にしてくださいね。できるだけ手間をかけかたくないのでしたら、苔玉キットなどを利用すると手軽に初められますよ♪

ス ポ ン サ ー リ ン ク

 

 

苔玉の簡単な作り方

苔玉材料

出典 http://www.komeri.com/howto/html/00760.html

苔玉の作り方は、必要な道具と材料さえあれば、比較的簡単なんです。
ひとこで言えば、用土で植物の根本を球状に丸め、苔を張り付ける…それだけです。
ね、簡単じゃないですか?

いえ、これで終わりではないのですが…この張り付けた苔が剥がれないようにしなくてはなりません。

この作ったものの上から糸をグルグルとまいて、剥がれを防止し、丸い形が崩れないようにします。
巻き付ける糸の素材は、化繊、木綿、テグス、エナメル綿が適当と言われていますが、見た目的にあまり目立たなく、しっかり巻くことができるものならば、どれでもかまいません。

 

苔玉の作り方レシピ

<準備編>

《材料:ハイゴケorプテリス(シダ植物)が基本》

●苔~迷わずハイゴケを用意してください。山苔などでも作れますが、ハイゴケが作りやすく簡単です。

●植えこむ植物~お好みで選んでかまいませんが、ハイゴケと相性の良いものが良いです。例えばシダのミニ観葉植物などです。植えこむ植物が不要なら、シンプルに苔玉のみだけでもOKです。

●用土~少し大きめの苔玉を作るのであれば、用土が必要です。ケト土というものを使えば、苔玉の形が作りやすいです…が、手が酷く汚れます(なかなかとれません)し、かなり扱いにくいです。
おすすめするのは~ピートモス単品使い、または赤玉土小粒を3割程度ブレンドし水を加えてください。赤玉土小粒は、混ぜる前にふるいにかけて微塵を取り除きます。
他の種類の用土もありますので、自分で好きなものを混ぜてみるなど試してみるのもいいでしょう。

できるだけ手間をかけずに、ということなら苔玉キットを使用する手もあります。

苔玉キット

出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/midoriyanicogusa/nicogusakokedamakittoosewa.html

●容器~陶器の皿やガラス容器など。

●用土に苔を巻き付けるための糸、ハサミ、ピンセット、苔玉を洗う水の入ったボールなど。

材料の用意ができたら、庭でもベランダでも苔玉作りができます。

《道具》
・ふるい(篩)
・シャベル(園芸用)
・ボールorバケツ
・手袋(ビニール手袋でも可)
・ハサミ(園芸用or普通のハサミでもOK)
・ピンセット
・きりふき(スプレー)

道具は100均で揃えることができます、できるだけ安価に済ませたいのであれば、有効に利用しましょう。
苔玉キットなどのブレンド済みの用土を使用する場合は、シャベルやふるいは不要です。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

 

《作り方編》

1:苔玉を作っていきますが、その前に大きさを決めましょう。片手で持つことができるくらいが適当です。直径で言えば6センチ~8センチ程度です。

2:用土で植え込む植物の根鉢を包んでいきますが、根鉢はほとんど崩さず、端を少しだけ丸めるようにするだけです。丸くなるように形作ってください。正円というよりは、重心がやや下になるような楕円形のような感じです。
植えこむ植物がなければ、この行程はとばしてください。

3:形作った2の用土に苔を巻きます。苔が乾燥していれば霧吹きでスプレーしてやや湿らせてからの方がやりやすいです。苔は隙間なく、また重ならないように巻いていきます。

4:3ができたら、全体を水に浸けて水を吸わせながら洗い、終わったら水から出し、飛び出ている苔を切りそろえます。植えこんだ植物の痛みがある葉やいらない葉などを切りとって形を整えたら苔玉の完成です。

苔玉

出典 http://koke8.jp/kokedama/howto-grow/

 

苔玉の育て方

<置き場所>
他の植物と同様、できるだけ環境の良い場所で育てましょう。
直射日光は避け、やわかい日差しが届くくらいの場所に置きます。時々は、外の空気の中に置いてください。
苔はジメジメした所を好むイメージがあるかもしれませんが、程度に日光にあたることで光合成が促進され、成長していきます。
そして、風通しの良いところに置いてくださいね。

健康的に育てるためには、外の環境に触れさせた方がいいですよ。
というか、本当なら戸外で育てるのが好ましいのです。

日当たり、温度管理も大切ですが、特にエアコンの風などは直接あたらないように注意してください。

<水やり>
苔玉の水やりは、夏の時期は1日一回。冬の時期は2日に一度程度が基本です。
それ以外にも、苔玉を手にもって軽くて、乾いていると感じたら、大きめの容器やバケツなどに水をはって、苔玉を入れ3分~5分程度、空気が抜けるまで浸してください。

<肥料>
基本的に、苔玉には肥料は不要です。
一緒に埋め込んである植物によっては必要な場合もあるので、要確認ですね。

 

※育て方が上手だと、2~3年元気でいられます。数年経って、根がいっぱいになっても、それを切り、新しい土に替えたりしてメンテナンスをすれば、もっと長く楽しめますよ。

 

苔玉水やり

出典 http://www.midorian.com/?mode=f4

苔玉を作ってみたいけど…育ててみたいけど…と、身構えるほど、なかなか始められませんよね。
作り方も管理も難しいと思いがちですが、きちんと毎日見てあげることができれば、それでいいのです。
手をかければかけるほど、可愛くなってくるものです。

和の印象の強い苔玉ですが、飾り方ひとつで和洋問わず、部屋をおしゃれに演出してくれます。
植えこむ植物によっても雰囲気が変わりるのもまた楽し^^

自信がついてきたら、何個か増やしてみるのも良いでしょう。
苔玉は、誰でも気軽に始めることができる園芸のひとつです、思い切って挑戦してください。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

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