更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)の低下により起こります。
40代半ばから50代半ばまで段階的にではなく、急激に下がってしまうことによって脳がついていかないからだそう。
テレビ番組「その原因Xにあり!」では、それを予防するにはアボカド納豆がおすすめ!と紹介されていました。
納豆は大豆から作られています。イソフラボンが含まれているから…というのはわかるのですが、組合せがアボカド??
理由を聞いて、「なんだ…それだけのこと?」と、ちょっとガッカリ。
そんなことなら、違う食材でも代用可です。
むしろ、そっちの方が効率的かも?ってことで、普段、私が行っているエクオール再生促進方法をご紹介します。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
エクオールを作り出すために必要なこと
「その原因Xにあり!」では、女性ホルモン(エストロゲン)に代わって補うことができる物質はエクオールというものであると解説されていました。
エクオールは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造をしている物質。
しかし、このエクオールは、「エクオール産生菌」という腸内細菌が働くことによってできる代物なのです。
すなわち、エクオール産生菌が働かなければ、エクオールができないということです。
嫌な予感的中…日本人ではエクオールが作れない人の方が割合的に多い!
なんと60%もの人が作れないらしいのです。(作れる人は4割ほど)
でも、エクオール産生菌は、腸内にいないわけではなく、ただ眠っているだけというではありませんか。
そのエクオール再生菌を眠りから覚めさせるためには、アボカド納豆を食べると良い!のです。
これでエクオール再生菌の活性化が期待できるとともに、働きだせばエクオールが産生されるってことなんですね^^
アボカド納豆がエクオール産生菌を目覚めさせるわけ
「その原因Xにあり!」で、エクオール産生菌の活性化を高めるために、食べると良い手頃な食品と紹介されていたのがアボカド納豆です。
1日に1パックの納豆にアボカド1/2個を刻んで入れるアボカド納豆を食べることがおすすめらしいですよ。
納豆は、いわずとしれた大豆イソフラボンがが豊富な食材です。
しかも、納豆菌には腸内細菌を整える働きがあると言われます。
ここまでは、納得のお話です。
そして、納豆に加えて食べることで、より効果的な食材があるという…それがアボカドだったのです。
あれ??と思ったのは、「納豆だけを食べるよりも加えることで、より効果的に腸内環境を整えることができるメニュー」が…と説明されているところです。
アボカドは、エクオール産生菌に直接…ってことではなく、あくまでも腸内環境を整えることを目的にしたものであるということ。
納豆との相性から、アボカドという食材を選んだにすぎない?なんて感じました。
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なんのことはないアボカドは食物繊維で選ばれただけ
「アボカド納豆」には、エクオール産生菌を活性化させるために何か特別な成分が入っているに違いない?
もしかしてビタミンEとか、並外れた栄養価がミソか?…と思っていたのですが、鍵を握っているのは食物繊維でした。
確かに、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の比率が黄金比の1:2ということではありますが…。
だったら、なにもアボカドでなくたって良いのでは?
世間的には、アボカドが好きな人が多いようですが、嫌いな人もいるはずですし。
安売りしていることもありますが、それほど安い食材とも思えないんですよね。(私的に)
まぁ、好きであれば良いのですけど^^;
因みに私には、この「原因はXにあり!」の放送前から習慣にしていた納豆の食べ方があります。
それは納豆+オートミールです。
食物繊維の黄金比率食材はアボカドだけじゃない
普段、私がほぼ毎日食べているのは納豆+オートミ(オーツ麦)の組合せです。
オートミールはご飯代わりなので、100%オートミールが主食です(朝だけ)
「オートミールってお湯や牛乳と一緒に炊いてドロっとしたもの」ってイメージが強いのですが、私の購入しているのはスチールカットタイプ。
(クイックタイプは、ふやけやすくベチャベチャ感があります)
スチールカットタイプは、焚く時間が30分程度かかりますが、カップ2杯程度いっきに炊いてしまってから、小分けにして冷蔵庫で保存します。
※焚く時は吹きこぼれやすいので注意!!(炊飯器でない方が良いです)
もち米をもっと柔らかくしたイメージかな?と個人的には思います。
食べる時は、その上に醤油を混ぜた納豆をかけて、米油を垂らして食べています。
(私は、オニオンパウダーとカレー粉と七味とパセリ粉末もかけます)
因みにアボカドとオーツ麦(オートミール)の食物繊維量(可食部100gあたり)は以下の通りです。
水溶性食物繊維 | 不溶性食物繊維 | |
アボカド | 1.7g | 3.6g |
オートミール(オーツ麦) | 3.2g | 6.2g |
若干、オートミールの方が不溶性食物繊維の割合が少ないですが、問題ない範囲だと思います。
むしろ、便秘の人に不足しがちなのは水溶性食物繊維であることが殆どなので、水溶性食物繊維が多いことは、むしろ良いのではないでしょうか。
参考までに、大麦(押麦)は、この比率が逆転して、100g中の水溶性食物繊維が6.0g、不溶性食物繊維が3.6gです。便秘の人にはおすすめの食材なんですね。
あくまでもオートミールは、焚く前の100gです。炊いた後で食べる分の含有量は、生の状態を測定した上で、小分けにした個数との兼ね合いで考えてみてください。
あまり細かい食物繊維の量に拘らないのなら、普通の白米(私は普段玄米ですが)の炊き上がった時に、クイックタイプのオートミールをドバっと炊飯器にいれて、適当な時間蒸らす。
そうすると、食物繊維多めのご飯が出来上がります。
それをするなら、大麦(押麦)をご飯と一緒に炊いて、それを食する方が良いような気もしますが^^;
これらを主食に納豆を食べる…って感じですね^^
そして、腸内細菌は夜作られるそうなので、納豆+食物繊維を摂取するなら夕食が良いようです。
アボカドもオートミールも、好き嫌いがあるはずです。自分は、こっちが好き、手軽そう…っていう方を試してみてくださいね。
あ、納豆自体がダメな人は、この食材に変えても意味ないので、すみません(汗
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