結婚祝いには金銀の水引、結婚以外のお祝いには赤白の水引を使う…という場合が多いかもしれません。
ですが、赤白、金銀の水引の使い分けはそういったものではないんですね。その違いを簡単にご説明します。
赤白と金銀の水引の違いは?
水引の赤白と金銀は決まりは特にありません。
ただ、確かに金銀は見た目に豪華。だから、金額を多く包む場合などに用いられることが多いです。例えば、数万円以上…など。人それぞれに使い分けているようです。
とはいえ、金額の目安はないのが実際のところ。中身と袋の見た目のバランスによるものなのでしょう。『金銀>赤白』
それでも、謙虚な人の場合には高額を包んでも赤白を使用することもありがちだとか。
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金銀水引は結婚祝い以外でも使える?
昔の金銀水引は本物の金箔&銀箔を使っていたので、高価なものでした。そのため、一生に一度しかない(たぶん)金銀の水引は結婚祝いに!そして、赤白の水引はソレ以外のお祝いに…ということだったようです。
…が、現代では、金銀水引も高価とは言えず…、一生に何度もないようなオメデタイお祝いの新築祝いなどでも使われます。
さいごに
金銀、赤白の水引はお祝いの時に、不幸の場合には黒白、黄白が使われます。
黒白は葬儀や法事、黄白は法事以外のお供えの時です。お布施も専用の金封がなければ黄白で代用可能。
お祝い&不幸で使用される水引ですが、最初にできたのは「金銀&赤白」のお祝い用でした。
水引の起源は飛鳥時代で、最初の遣隋使である小野妹子が帰朝の際、隋の答礼使が持参した贈り物に、海路の平安無事を祈って紅白の麻紐が結ばれていたそうです。
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