氷を浮かべた梅酒をゆっくりと味わうっていうの良いと思いませんか?
それも、自分で丹精込めて作った梅酒なら、尚更ですよね。
梅酒作りに欠かせない青梅は、6月以降が収穫時期となります。
スーパーに並び始めたら、手に入れて、梅酒を作ろうと考えている人もいるでしょう。
自分好みの味付けにできるのが手作りの良いところ。
青梅に拘るのもよし、漬け込むお酒に拘るのもよし、寝かせる期間に拘るのもよし^^
また甘みづけも、みりん、黒糖、蜂蜜なんかによっても風味が違いますよ。
何種類か作って飲み比べなんかも良いですよね。
そこで、おいしい梅酒の作り方をいくつかご紹介します。
ブランデー、焼酎、日本酒…ベースになるお酒の味わいを楽しめます、ぜひ作ってみてください。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
梅酒の作り方~お酒種類いろいろ
【おいしい梅酒の王道~まずは基本ホワイトリカー(焼酎)】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/576205
<材料>(4L瓶:5号用)
・梅(南高梅) 1キロ~1.5キロ
・ホワイトリカー(35度) 1800ml
・氷砂糖 700g
<作り方レシピ>
1:水洗いした梅をザルに上げた後、しっかり水気を拭きとって、竹串でヘタを1個ずつ取り除く。
2:瓶を水洗いして、水気を拭き取り、梅と氷砂糖を交互に入れてホワイトリカーを注いで冷暗所で保存。
3:完成には1年寝かせる。
※南高梅は皮が薄くてアクもないので水に浸さないでください。他の品種の梅は、1時間くらい水に浸してから使用します。
※1年完熟させると梅のエキスが出て、コクと旨味のバランスが絶妙です。
※1~2年で飲み切るなら、そのままでOKですが、もっと置くなら、梅の実を取り出してください(香りがとび、濁りやすくなります)
※梅に穴は開けないでください。エキスが再び梅に戻ってしまいます。
【おいしい梅酒~梅多めのブランデーで】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/825572
<材料>
・南高梅 1キロ
・ブランデー(VO) 640ml
・氷砂糖 300g
<作り方レシピ>
1:水洗いした梅をザルに揚げて、よく水気を拭きとり、竹串でヘタを1個ずつ取り除く。
2:瓶に梅、氷砂糖を交互に入れて、ブランデーを注ぎ、冷暗所で1年間保存する。梅が液に、しっかり浸るまで時々瓶をふる。
※南高梅は洗うときに水に浸さないでください。穴も開けないでください。
※1年間熟成させるとコクと旨味がたっぷり出ます、梅がシワシワになり、エキスが出たことがわかります。
※2年以上の保存となる場合には、梅の実を取り出してください。
【おいしい梅酒~贅沢な日本酒で】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/593731
<材料>
・南高梅 1~1.5キロ
・氷砂糖 500g
・日本酒(果実用) 1本(1.8L)
<作り方レシピ>
1:梅を水洗いしたあとザルにあげて、よく水気を切って布で拭きとり、竹串でヘタを1個ずつ取り除く。
2:水洗いした瓶の内側の水気をキレイに拭き取って、梅と氷砂糖を交互に入れて日本酒を注ぐ。
3:完成までに1年間寝かせる。
※梅の実は多いほどエキスが出ますので、できれば多く使用することを推奨、1~2キロで。2キロの場合は、砂糖は1キロが適当です。
※南高梅は洗うときに水に浸さないでください。穴も開けないでください。
※2年以上保存する場合は、梅の実を取り出してください。
※日本酒をベースにすると、まろやかに仕上がります♪通常の日本酒は、度数が低いので、果実用日本酒で作ることをお勧めします。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
梅酒の作り方~甘味料いろいろ
【おいしい梅酒~黒糖使用】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/596276
<材料>
・南高梅 1キロ~1.2キロ
・ホワイトリカー 1.8L
・氷砂糖 600~700g
・黒砂糖 300~400g
<作り方レシピ>
1:梅を水洗いして、ザルにあげる~よく水気を切って布で拭きとってから、竹串でヘタを1個ずつ取り除く。
2:瓶に南高梅と氷砂糖と黒糖を交互に入れて、ホワイトリカーを注ぎ、冷暗所で保存し、時々ゆすって黒砂糖を溶かす。
3:完成までに1年間。
※南高梅以外の梅は、水洗い時に、1時間程度、水に浸してあく抜きをしてください。
※甘みづけを黒糖だけでしようとすると、梅のエキスが十分でないので、氷砂糖とのブレンドが良いです。割合としたら、3~4割が適当です、これだと梅のエキスも十分で、黒糖の甘みも出ます。
※2年以上保存するなら、梅の実を取り出してください。
【おいしい梅酒~蜂蜜使用】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/579588
<材料>
・南高梅 1~1.5キロ
・氷砂糖 500g
・蜂蜜 300g
・ホワイトリカー(35度) 1800ml
<作り方レシピ>
1:水洗いした南高梅をザルにあげて水気をきったあと、しっかりと拭きとる。竹串で梅のヘタを1個ずつ取り除いておく。
2:保存瓶を水洗いして、内側の水気を拭き取り、梅、氷砂糖、蜂蜜、ホワイトリカーの順に入れ、冷暗所で1年間保管する~時々瓶をふって溶かす。
※蜂蜜だけよりも氷砂糖も一緒に使うことで梅のエキスが出やすいです。
※蜂蜜は、沈殿しやすいので、最初の頃は瓶を時々ふってください。
【おいしい梅酒~本みりんだけで作る】
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/1466462
<材料>
・青梅 1キロ
・本みりん 1,800L
<作り方レシピ>
1:青梅を水に浸け、3~4時間程度アク抜きをし、ヘタの部分を掃除してキッチンペーパーなどで水分を拭き取る。
2:保存瓶に1の梅を入れて本みりんを注ぐ。
3:3ヶ月程度寝かす…が、6ヶ月くらい置いた方が美味。みりんくささが消えて上品な味になる。
※ストレート、水割り、炭酸割りも美味しいです。
※みりん風とか醸造アルコールみりんでは作らないでくださいね、本みりんです。
価格は高めですが、おすすめは福来純か三河味醂です。
梅酒ひとつ作るにもいろいろ作り方があります。
お酒の種類を変えると、まるっきり感じが変わりますしね。
いろいろと楽しんでみるのも良いですよ。
しかし、基本の梅酒の作り方は、ホワイトリーに氷砂糖です。
氷砂糖を使うのは、純度が高くて雑味がないからです、お酒のホワイトリカーも同様です。
また、氷砂糖とホワイトリカーの組み合わせは梅のエキスが抽出されやすく、理にかなっています。
梅の風味が、それだけ生きてくるんですよね。
アルコール度数が35度を下回ると熟成が進みづらいし、本当は梅酒作りには適していません、カビも生えやすくなります。
できるだけ体に良いお砂糖を、お酒を…と考えがちですが、ここはちょっと注意してくださいね。
梅酒は仕込んでから飲み頃になるまで、少なくとも3ヶ月程度は待たなくてはなりません。
もどかしい思いはしますが、またそれも楽しみですよね。
少しずつ熟成がすすんで、まだかまだかと思いを馳せる(ちょっと言い過ぎですか)
作ったのは初夏の時期だったけど、飲み頃はすでに冬になっている…きっとそんな感じでしょう。
温かい部屋で冷たくして飲む梅酒もいいですし、またはホットもおいしいですよ。
その時のことを考えながら、ぜひ梅酒を作ってみてください。
ス ポ ン サ ー リ ン ク