暑気払いとは暑さを払うという文字通り、期間限定のもので、暑さに負けないよう心身を元気づける方法を講じることです。
要は、暑い時期に冷たいものを食べ飲みして体を冷やして、元気になるってこと。
現代では、「飲み会の代名詞」的なものとなってますが^^;
その暑気払いの時期って、実際にはいつが正解なのか?また、会社内、職場で暑気払いを行う際の案内文は、どういうふうにしたら良いのか?…を例文を交えてご紹介します。
ひんやりスイーツで暑気払い♪
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暑気払いの時期はいつ?実際には何月にするものなの?
「暑気払い」という言葉を使うのは、一般的には6月~8月です。梅雨入りした頃から8月の上旬くらいとなりますね。
しかし、実は「基本は暑いか、そうでないか」なので、夏でなくても良いのです。
とはいえ、暑かったとしても9月や10月では、会社内の行事として「暑気払い」を使うのは、イメージ的に躊躇してしまいそうですよね。
暦上は既に、秋真っ只中ですから^^;
目上の人や上司が参加する飲み会の場合は、一般的な時期に限って使うのが無難でしょう。
でも、仲間内だったら、残暑が続く秋の頃でも「暑気払い」の名目での飲み会があっても良いのではないでしょうか?
かえって洒落っ気がありますよね^^
ス ポ ン サ ー リ ン ク
暑気払いの案内文の例文~簡単でOK!
会社内(職場)で行う暑気払いっていうのは、殆どの場合、単なる飲み会ですよね^^;
案内文は、あまり堅苦しく書く必要はありません。
ある程度、ラフな感じの方が親しみやすい感じがあって好印象ですし。
…ですが、目上の人が多いのであれば、親しみやすさと同時に丁寧な表現を心がけましょう。
案内文の構成は次の要点が含まれていればOKです。
●お知らせ、ご案内のタイトルを入れる
●季節柄のちょっとした挨拶
●趣旨を明記した暑気払いの会の内容
●日時、場所、会費について
●出欠の有無に関すること
●幹事の名前、連絡先
暑気払いの案内は社内の人へ向けてとはいえ、参加する人の予定を考慮して、余裕をもって10日前くらいには、お知らせするようにしましょう。
簡単な例文をご紹介します。
暑気払いのご案内
皆様、暑い中、毎日のお仕事、お疲れ様です。
梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。
暑い夏を乗り切り鋭気を養うべく、暑気払いを企画いたしました。
業務にお忙しいことと思いますが、この日ばかりは飲んで食べて、思い切り楽しみましょう!
皆様のご参加、お待ちしております。
記
日時:平成●年●月●日(水)18:30~
場所:ビアホール○○○○○
■■区■■町2丁目2-6 B1F
TEL:●●(●●●●)●●●●
会費:4,000円(当日会場にて)
幹事:営業部 ▲▲▲
TEL:●●(●●●●)●●●●
メール:●●●●@●●●●.co.jp
*お手数ですが、出欠のご返事を●月●●日迄に電話、Eメールにてお願いします。
暑気払いは本来、漢方などの考えに基づき「体を冷やす効果のあるもの」を摂り、体に溜まった熱気を取り除こうとする行為という意味があります。
この場合、「体を冷やす」というのは、冷たいものとは限らず、昔は薬湯のようなものが飲まれていたとのことです。
現代においては、単に暑い時期の飲み会を指すことも多くなってしまいましたが、それでも体の熱を打ち払う行いに違わないってことなのでしょうか。
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