昨今、小学校の卒業式に袴姿で出席する子供が増えています。
本当に、時代は変わったとしか言いようがありません。
「せっかくの機会だし」「他の子と同じでは…」という親の思いもあるようです。
それ以外にも、子供本人が、自ら袴を着用したいと希望する場合もあります。
良い悪いは別として、卒業式に袴を着せると決めたなら、早めに準備しておく必要があるでしょう。ママが着付けできるなら問題ないでしょうが、なかなか難しいですよね。
準備万端にしておくために、いざというとき、慌てない段取りをご説明します。
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袴のレンタルは早めに予約すべし!
実は、子供用の袴を上下セットで購入しても、それほどレンタルのみだけの場合と価格の差はありません。
しかし、袴は着物と違って、微妙なサイズ調節がききません。
袴が若干短めになるならまだしも、140センチ以下くらいの背の低い子は注意です。
レンタル屋さんでは、キッズ用袴のサイズは、いろいろ取り揃えています。
…といっても、卒業式間近になると、すでに予約されいたりしますので、早めに行動する必要があります。
色、柄も早いうちの方が、より数ある中から選ぶことができますので。
サイズ選びという点では、大人よりもむしろ子供用の方が難しいかもしれません。
こういったことも考えて、レンタルにするか購入するか決めるのが良いでしょう。
そこそこのレンタル屋さんにもよりますが、安いところだと上下セットで1万円くらいからあります。
最近では、小学生の卒業式用としての写真館でのセットプランも多くなってきていますよ。
写真と着付けもセットになっている場合もあって、料金は高めになりますが、必要であれば検討してみるのも良いでしょう。
ご近所に、貸衣装屋さんがないのであれば、ネットでもレンタルできます。
便利なもので、袴だけでなく小物から草履やブーツなんかの靴までレンタルすることができるんです。
その分、料金は跳ね上がりますが、手間を考えるとそれもアリかもしれません。
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袴の着付けはどうする…ママがするべき?
着付けの心得のあるママって…そんなに多くはいないでしょう…多分^^;
本来なら、プロに着付けてもらうのが安心ですよね。
着付けもセットになってるレンタルにするのなら、それで良いのですが、そうでない場合は、どうしようか悩むところです。
でも実は、帯締めとかがない分、着物よりも袴は比較的、簡単に着付けられるんです。ママが、何回か練習しておけば、大丈夫なことも多いですよ。
その場合には、動画で着付け方を検索して、実際に行ってみることをおすすめします。
着崩れしないよう、しっかりポイントをおさえておいてください。
もしもの時でも、先生に直してもらうわけにはいかないこと念頭に置きましょう。
どうしても心配なら、やっぱり美容院で着付けしてもらう…の道を選んでは?
そうであるなら、ここも早めに予約してください。
ただ、卒業式当日の朝、かなり慌ただしくなることは覚悟しておかなければならないですが。
着崩れも心配だけど我慢なんてさせられない…トイレはどうする?
袴を着用したら最後、トイレになんてもってのほか…ということはないので、安心しましょう。
小学生が履くキッズ用の袴は、両足は分かれておらず、スカートのように筒状になっています。ある意味、ロングスカートなので、普段の服のようにはいきませんが、一人でトイレに行って処理できないというようなものではないはずです。
まぁ、なるべくトイレに行かないに越したことはないのですが^^;
卒業式で着用する小学生の袴事情
実は、小学生でも卒業式で袴を着ることが多くなってきたとはいえ、これについては、賛否両論あるんですね。
いや、いや、なんでもありってこと?
そんなに子供を目立たせたいのか…?
ありえない…小学校でしょ。
という否定的な意見を持っている人もいることは確かです。
実際に、ちょっと加熱ぎみと感じたのか、「華美になりすぎる帰来がある」とのことで着用を控えることを求める小学校もあるようです。
子供をもつ親の価値観は、違って当たり前。
自分は、小学校の卒業式に子供に袴を着せてあげようと決めたのなら、気にしないことです。
子供が着たいという気持ちを尊重して、希望をかなえてあげる…これ大事です。
後々、後悔しないようにだけ、子供と十分に話し合っておいてくださいね。
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