種々の事情により会社を退職することになって退職願や退職届を提出する場合、はて…社長に宛てる敬称って様か殿か??って悩むことがあるかもしれません。
この「様」と「殿」は使い分けが難しく、公的な場面と私的な場面での使い方に違いがあるんですね。
結論から言えば、「殿」が正解です。
この記事では、退職願や退職届でマナーとして正しいのは様か殿か、ということについての詳細を解説します。
ぜひ参考にしてみてくだい^^
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様と殿の使い分けや使い方
個人名には「様」、役職には「殿」をつけるのが一般的です。
退職届や退職願のようなビジネス文書の場合には、社内の人に対して書くのですから、相手が社長であっても「殿」を使うべきでしょう。
注意する点は、ビジネス文書でなく私信(私用の通信)であれば、社内の人間であっても「様」を使います。
例えば年賀状とか私的な手紙の場合です。
殿は目上の人が目下の人に使うものと世間では認識されています。
これは、私信では、このようにするのが通常だからです。
しかし、公的(ビジネスの場面)には、「殿」は目上、目下、両方に使われるもの。
だから、様か殿か…っていうのは、混乱してしまいがちなんです。
…となると…退職届や退職願に「殿」で書いてしまったものを、上司に「社長は目上の人だから様で書くように」と指摘されることもありそうですね^^;
「様」と書いても恥を書くほどのマナー違反でないことは確か。
むしろ、「様」を使うことの方が普通になってきているのかもしれません。
もし、指摘を受けるようなことがあれば、慣例的に使い方が難しい「殿」ではなく「様」を使うのが無難でしょう。
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