春といえば、「たけのこ」が旬の季節です。
あく抜きがちょっと面倒ですが、面倒な分だけ美味しさは格別。
たけのこは鮮度が命なので、朝掘ったらその日のうちに食べるのが一番なんですよね。
特に生のままで長時間おくと、えぐみが強くなるので、なるべく早くあく抜きしなければなりません。
たけのこのあく抜きなんてしたことない…って人もいるでしょう。
でも、案外簡単にできるもんですよ、そんなあく抜き方法をご紹介します。
この春はぜひ挑戦して美味しいたけのこを食べてください。
ス ポ ン サ ー リ ン ク
たけのこの簡単あく抜き~ぬかなしのやり方♪
重曹をつかった簡単たけのこのあく抜き
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/3125811
<材料>
・たけのこ 2本
・重曹 小さじ2
・砂糖 小さじ2
・鷹の爪 2~3本
<あく抜きレシピ>
1:たけのこの皮を剥いて鍋に入れます。
2:鍋に水を入れて、その中に重曹、砂糖、鷹の爪を投入してから沸騰させます。沸騰したらたけのこを取り出して、お好みの大きさに切り、さらに茹でます。
3:たけのこに竹串がすっと通ったら、水にとって冷まします。
※時間短縮のために、たけのこの皮は先に剥きますが、完全に剥かないで、残しておいた方が旨味と甘みを閉じ込めておくことことができるので、より美味しくできあがります。
※重曹がなければ、購入するのをおすすめします。重曹は、掃除のお助けグッズとしても、ベーキングパウダーの代わりにも、マウスウォッシュや入浴剤にもなります。その他、数えきれない活用法があります。
家庭に一つ(一袋)あれば、いろんなことに使えます。
あ、口に入れる系の場合は、もちろん食用を用意してください。
米のとぎ汁を使った簡単たけのこあく抜き
参考ページ:http://cookpad.com/recipe/3142905
<材料>
・たけのこ 6~7本
・白米 ひとつかみ
・とぎ汁(4合分) たけのこが被る程度の量
<あく抜きレシピ>
1:たけのこをよく洗って土の汚れをとり、根本の硬い部分を切り落とします。
2:穂先を斜めに切り落として、3~4枚皮を剥いて、穂先から真ん中まで切り込みを縦に入れます。
3:大きめのボールで白米を研ぎ、とぎ汁をとっておきます。(とぎ汁は濃いものが良いので、初回からとっておいてください)
4:研ぎ終わった白米は、普通に炊いてご飯として食してください^^
5:鍋に処理をしたたけのこ、米をひとつまみ入れて、米のとぎ汁を上から注ぎ、たけのこが被る程度まで入れます。
6:たけのこが浮かないように落とし蓋をして、火にかけます。
7:煮立ったら、弱火にして1時間程度、茹でます(たけのこの大きさで煮る時間が長引いたりします)
8:竹串をたけのこの根本に刺して、力をいれなくてもすっと通ったら火をとめます。まだ固い場合には、茹で時間を延長してください。
9:鍋の火を止めたら、たけのこはとぎ汁につけたまま放置し、自然に冷まします。
10:冷めたら茶色の皮を剥いて流水でよく洗います。
11:あとは、お好きに調理してください♪
※7の行程では、噴きこぼれないように注意してください。
※10で剥いた皮(姫皮)は、煮物に使っても良いです。根本の硬い部分は、最初の段階ではなく、茹でて柔らかくなってから切り落としても良いです。
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大根を使った簡単たけのこのあく抜き
<材料>
・たけのこ 中2本
・大根おろし汁 200cc
・水 200cc
・塩 4g(小さじ1弱)
<あく抜きレシピ>
1:大根おろし+水 同量を合わせ塩を入れます(1%濃度)
2:たけのこの先端を切り落として縦半分に切ります。外側の食べられない部分の皮を剥いてから用途に合わせた大きさに切ったたけのこを、そのまま大根おろし、水、塩を合わせた大根おろし汁に浸けて1時間程おきます。
※あく抜きしたタケノコは、調理前に水洗いしてください。
※大根おろし汁につけておく時間は、たけのこの大きさによります。1時間で足りない場合は、新たな大根おろし汁に取り替えて、あく抜き時間を延ばすと更にあくが抜けます。
たけのこのあく抜きをぬかなしでする方法だと、やり方も後始末も簡単だし、楽ですよね。億劫がらずに調理までもっていけそうです。
そのたけのこにも種類があって、収穫時期は地方によって違うんですよ。
九州の鹿児島などでは11月頃から始まるところもあるようです。
早掘りたけのこと呼ばれるものは、九州や四国で採れ、12月から出荷されます。
そうはいっても、出回る時期は4月中旬から6月くらいにかけて。
一般の消費者が抵抗なく食べられるのはその頃でしょう。
そして春の訪れを感じられる山菜としての認知度が高いものとなっています。
その美味しさはのひとつであるコリコリとした歯ごたえはなんともいえません。
実は、その歯ごたえだけを楽しむ食べ物とされていた時期もありました。
栄養学的にあまり価値がないと思われていた頃があったんですね。
しかしとんでもない…たけのこの優れた栄養素はたくさんあります。
食物繊維やカリウムが豊富で、また特徴的なのはチロシンです。
たけのこを切った時の中の粕状のしろい物体です^^;
一見、気持ち悪い感じに見えて、これを洗い流してしまう人もいますが、絶対にやめてくださいね。これは神経神経伝達物質で、やる気を出すアミノ酸といわれている大切な成分です。
チロシンは、炭水化物(糖質)と一緒に摂ると効率的に吸収されます。
春は何かと新しいことの始まる季節です、そういう時期にこそ、たけのこ料理をたべて仕事や勉強に集中しましょう!
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