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重症熱性血小板減少症候群とはどんな病気?予防や対策は?

   

重症熱性血小板減少症候群
重症熱性血小板減少症候群とは、マダニが媒介する2011年に見つかったウイルスによる感染症です。
まだ比較的新しい病気なんですね。

ウイルスに感染すると、病名のとおり血小板が減少してしまいます。
重症になると死亡することもある重症熱性血小板減少症候群の予防についてお伝えします。

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重症熱性血小板減少症候群とはどんな病気?

ダニ
重症熱性血小板減少症候群は、2011年に中国で初めてみつかったSFTSウイルスによって引き起こされる病気です。
日本では、2012年に感染した人が発見されました。
SFTSウイルスを保有しているマダニに噛まれると、止血作用のある血小板や免疫に関わる白血球が減少してしまいます。

 

重症熱性血小板減少症候群の潜伏期間や症状は?

すべてのマダニがSFTSウイルスを保有しているわけではありません。

ウイルスを保有しているマダニに噛まれることによって発症するのです。
日本ではフタトゲチマダニやタカサゴキララマダニなど…これらのマダニは春から秋にかけて活動しますので、それにともなって重症熱性血小板減少症候群の発症数も増えます。

潜伏期間:6~14日
ワクチン:なし
主な症状:発熱、食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛

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重症熱性血小板減少症候群の予防や対策は?

SFTSウイルスを保有しているマダニは、草原や野山など草の茂った場所にいます。

人間がやってきてマダニが人に噛み付いて感染するのですから、マダニに噛まれないようにするのが一番の予防法ということになります。

特にマダニの活動が盛んな時期は、手足のかくれる長袖、長ズボンという格好が好ましいです。
そして、シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れるなど、服の中にマダニが侵入しないように注意を払います。

靴は、足を完全に覆う靴が良いのでできれば長靴、もちろんサンダルみたいな物は避けましょう。
さらに、帽子、手袋を着用、首周りにタオルを巻き、肌の露出をできるだけ少なくすることが大切です。

また服の色味は、マダニを目視で確認しやすい明るい色のものがおすすめです。

虫除け剤で服の上から用いるタイプのDEET(ディート)という成分を含むものは、補助的な効果があるとのことです。

マダニに刺されていないか確認するためにも、屋外活動後は入浴してチェックしましょう。
脇の下や足の付根、手首、膝の裏、胸の下、髪の毛の中を特に注意深く観察してください。

 

これらの対策は、重症熱性血小板減少症候群に限らず、国内で毎年多くの報告例があるつつが虫病や日本紅斑熱などのダニが媒介する疾患の予防にもつながります。

 

病院

現在のところSFTSウイルスに対して有効なワクチンはありません。
予防、対策しても、運悪くマダニに噛みつかれたら、そのまま皮膚科に直行しましょう。
無理に引き抜こうとすると、口の部分が皮膚に残ってしまう場合があるので危険です。

どうしても病院に行けないときには、マダニにワセリンを塗って窒息させてからピンセットで取るという手もありますが、できるかぎり病院へ行く!が最良の方法です。

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