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EBウイルスはキス病?感染経路と大人の症状、治療、検査は?

   

EBウイルス
EBウイスルに感染すると伝染性単核球症を発症することがあります。あまり聞き馴染みがないものですが、誰もがかかる可能性のある感染症です。
先日、声優の松来未祐さんが亡くなったことで、急に注目されたEBウイルス。
これは、別名キス病とも言われているんですね。

EBウイルスは、日本人の大人の9割以上が保有しているとのこと。
でも、あまり聞き慣れない…それは、発症が少ないからです。

実際に、医師の間でも、それほど知られていない感染症だったりします。
そんなEBウイルスの感染経路は?どうしてキス病と言われるのか、検査、症状、治療…など気になることを調べてみました。

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EBウイルスの感染経路は?キス病と言われる理由

ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスは、大人になるまでに殆どの人は一度は感染します。でも、発病はしません。…というか、感染しても特に目立った症状が出ず、また、症状が出ても軽い風邪のようなもので済んでしまうことが多いのです。

EBウイルスは、日本人だけでなく、全世界の人口の95%以上が感染しているとのこと。日本の1~2歳児で既に半数、3歳までには7~9割もが感染するようですよ。

EBウイルスに一度でも感染すると、ウイルスは体内に潜伏したまま、一生、自分の体と共存の道を辿ります。

EBウイルスは、感染者とキスをしたり、感染者の咳やくしゃみで出た分泌物や唾液を吸い込んでしまったり、1つのコップでの回し飲み、1つの食べ物の回し食べ…などなどで感染が広がります。

主に唾液が感染源となるんですね。これがキス病と言われる理由です。

 

EBウイルス抗体検査で感染状況がわかる?

EBウイルスの診断には、ウイルス抗体価を調べる必要があります。
3種類の抗原に対する抗体があり、溶解感染を起こしたときに発現するもの、潜伏感染したときに発現するもの…で、確定診断に利用されるとのことです。

殆どの人がEBウイルスに感染していますが、感染細胞によって無症状だったり、慢性化していたり…ってことがあるようです。難しい…(汗

EBウイルスに対しては、とにかく免疫力を高めることが重要のようです。

 

EBウイルスの症状~大人は重篤になることがある

EBウイルスは感染しても症状が出なかったり、また、あっても軽かったりします。
…が、これはあくまで年齢の低い子供の時期に感染した場合。

これが、思春期や大人になってからEBウイルスに感染すると「伝染性単核球症」を35~50%の確率で発症します。潜伏期間は、他のウイルス性感染症よりも比較的長く、30日~40日程度です。

 

キス病【伝染性単核球症の症状】
<前駆症状>・頭痛・発汗・食欲不振、倦怠感

・悪寒(寒気)
・発熱(38℃以上の高熱)
・頸部、リンパ節の腫脹(発症後2周目頃より)
~時に全身性のリンパ節腫脹、上咽頭のリンパ節腫脹による鼻閉
・扁桃発赤、口蓋の粘膜疹による咽頭痛
・溶血連鎖球菌性扁桃炎の合併(患者の約1/3)
・肝腫(患者の約10~15%)
・脾腫(患者の約5割)
・稀に脾臓破裂

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キス病~EBウイルス感染による伝染性単核球症の治療方法は?

伝染性単核球症には、特別な治療法(特効薬)がありません。

基本は安静と対症療法で、合併症を予防していくことになります。
長引く場合にはステロイドを使用することも。

早期発見、対処を行えば、予後は一般的には良好とのことです。
…が、症状が進行し重症化すると、脾臓腫や多臓器不全、悪性腫瘍などを引き起こし、数年内に死亡することもあり得るそうです。

 

病院

発症することが増加しているらしいEBウイルスによる伝染性単核球症ですが、市販の離乳食の利用などが一般的になったっていうのも一因らしいです。

昔は、親が咀嚼した食べ物を口移しで食べさせるのが、ごく普通のことでした。
今の時代は、虫歯菌が伝染る!ピロリ菌が伝染る!とかで厳禁といわれている行いですが、ことEBウイルスに関しては、むしろ良いことなんですね^^;

幼少期の頃にEBウイルスに感染する機会が激減し、伝染性単核球症に関する知識不足があるっていうのが病気が増えてきている原因とも言えます。

キス病は、唾液を介して簡単に感染してしまう病です。
思春期を過ぎたたら、EBウィルスの感染の有無に関わらず、伝染性単核球症と疑われる症状に思い当たる場合には、速やかに医療機関を受診し、診察、検査を受けるのが賢明であるのは間違いなさそうです。

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